Opportunities for young astronomers and students

A研での研究をお考えの方へ

名古屋大学A研で、研究しませんか?

当研究室では,未来の観測天文学をになう若手研究者の受け入れを行っています.また,全国の大学からやる気と情熱に満ちあふれた大学院生を受け入れています.さらに,名古屋大学物理学科の卒業研究も行っています.

A研での研究に興味がある方,研究室を見学したい方,お気軽にご連絡ください.

若手研究者の受け入れ

A研では,日本学術振興会特別研究員制度や名古屋大学 Young Leader Cultivation (YLC) プログラムを利用した若手研究者の受け入れを積極的におこなっています.興味がある方は,ぜひ当研究室のスタッフにご相談ください.

大学院生の受け入れ

A研では,未知の宇宙に熱意をもって挑む大学院生を募集しています.A研では,名古屋大学 理学部 物理学科に加えて,例年全国の大学から進学する大学院生を受け入れています.

博士前期課程(いわゆる修士課程)では,教科書や論文を精読するセミナーで観測天文学の基礎を学びながら,電波望遠鏡の観測データに触れ,実際の研究を進めます.研究対象は,私たちの銀河系のガスや星形成過程,近傍の銀河はもとより100億年以上過去の銀河の形成や進化など,多岐に渡ります.また,電波望遠鏡の観測装置の開発も大学院生自ら取り組んでいます.チリやメキシコの観測所まで赴き,観測装置の立ち上げや運用も行います.希望する大学院生は,修士課程のうちから国際会議に出席したり,国内外の共同研究者を訪問したり,研究成果を論文にまとめ学術誌に発表することもあります.

博士後期課程(いわゆる博士課程)では,修士課程までの研究をより発展させ,あるいは新たに研究分野を開拓し,国内外の研究者との議論を交えながら自立した研究者へと成長していきます.博士号取得後は,天文学研究者となる人はもちろん,企業や官公庁に就職する人もいます.

名古屋大学の博士前期課程入試には,「自己推薦入試」と「一般選抜入試」があります.大学院入試に関する詳細は,名古屋大学物理学教室ホームページをご参照ください.

研究室配属を希望する卒業研究@名大物理の皆さんへ

名古屋大学物理学科の「物理学特別実験」(卒業研究)として,毎年数名の学部4年生がA研で卒業論文を書いて卒業しています.はじめは,教科書を輪読するセミナーで天文学の基礎を学びながら,電波望遠鏡をはじめとした観測データに触れつつ,これまでの勉強を基礎にして,未知の事象をみずからの力で解き明かす「研究」の過程を身につけていきます.なお,卒業後ほとんどの4年生が大学院博士前期課程に進学しています.